HIIT(ヒート) アスリートレポート 第1弾 プロボクサー 後藤あゆみ選手(ワタナベジム所属)②
まずは、仕事とボクシングの両立で多忙なことを考慮し、空き時間に社内の狭いスペースでもできる「リザードウォーク」の指導。
岡田先生によると「柔軟性、スタミナ、筋力、そして全身をコントロールする力を一気に鍛えられるこの種目は、ボクシングの競技力向上にもぴったりでは」とのこと。
最初は体の沈め方などで苦労していましたが、すぐにマスターしていました。
続いて行った「スーパーマンフライ」では、上半身の姿勢の改善、肩甲骨周辺の筋力強化を目指します。正しい姿勢や肩甲骨周辺の筋肉の力強さは、パンチ力強化にもつながり正しい構えを維持する持久力も養われます。
この種目は背中や肩の柔軟性が必要なので、肩甲骨周辺の筋肉などの可動域を広げるストレッチを行ってから臨みました。
ここでは、先に腕を上げてから胸を上げる方法でトレーニングをしています。このようにアスリートは、同じ種目でもタイミングやテンポを変えることで体のどこを刺激するかコントロールするそうです。
最後に行ったのは「ランジチェストローテーション」。
股関節・体幹のひねりや肩甲骨動きを大きくすばやく行うため、より強いパンチを繰り出す力が身につきます。
数回行ったあとで、岡田先生が後藤選手の目的に合ったアレンジを加え「ランジチェストローテーション・スペシャル」が完成しました(これは後藤選手の後援会長から「ボクシングに必要な力がつくすばらしいトレーニング。できれば公表しないで欲しい」と依頼されたので、今回は詳細の掲載を見送ります)。
(③に続きます)
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